カーテンを選ぶポイント

カーテンを選ぶ際には、考慮したほうが良いいくつかのポイントがあります。どのような素材で作られているかも、選ぶ際のポイントになり、色やサイズなども、設置する場所によって最適なものが異なります。ここでは、このようなカーテン選びのポイントについて、詳しく紹介します。

カーテンに使用されている素材

カーテン生地の素材は大別すると天然繊維と石油を原料にした化学繊維があります。このうち、天然繊維は綿や麻、絹など古くから世界各地で使われている素材です。歴史が古く、地域ごとに特有の加工技術が確立して…

部屋の雰囲気を決めるカーテンの色

インテリアを考えるうえで、カーテンの色は非常に重要な物です。なぜなら、部屋の中でも多くの面積を占めることになるからです。部屋に入った時にまず目に付くものでもあるので、その部分の色が与えるイメージが…

最適なカーテンのサイズ

ゆとりも大切!最適な幅とは?

カーテンの最適サイズはカーテンレールの幅や取付位置によって決まります。新築の場合はカーテンレールが付いていないことが多いので、まずはカーテンレールを決めましょう。カーテンレールが決まったら採寸です。 装飾のない一般的なカーテンレールの場合は、レールの両端にある固定されたフックの穴同士の距離を測りましょう。出窓の場合も同様です。デザインのある「装飾レール」の場合は左右の端のリングをそれぞれのレールキャップの付け根まで寄せて、その距離を測ります。飾りの部分やキャップを含めずにカーテンを付ける部分だけ測ってください。 採寸した長さが最適なカーテン幅と思いがちですが、そのままではゆとりが無くてぴちぴちになってしまいます。測った長さを1.05倍して余裕を確保しましょう。カーテンレールの幅が300センチを超えるような大きな窓は1.05倍では長すぎるので1.04倍や1.03倍に調整します。

光漏れしない!長すぎない!最適な丈とは?

カーテン幅の測り方は一般的なレールと装飾レールで異なりますが、丈の測り方はどちらのレールも同じです。ともにフックの穴の下側を起点に測ります。カーテン丈をどこまで長くするかは窓の種類やカーテンの種類によって異なるので気を付けましょう。 光漏れを防ぎつつも引きずらない長さが最適なので、腰高窓のカーテンは窓枠の15センチから20センチほど下までかかる丈に、掃き出し窓は床から1センチ浮かした丈にするのがおすすめです。なおカーテンはドレープカーテンとレースカーテンを合わせて付けるのが一般的ですが、ドレープカーテンの裾からレースカーテンがはみ出して見えないように、レースカーテンはドレープカーテンよりも1センチほど短くしましょう。

カーテンの機能

カーテンは種類によって、備わっている機能も大きく異なります。遮光性など、特定の機能が優れているタイプのカーテンもあり、目的に合わせて選ぶことができるのが魅力です。ここではカーテンにつけられている一般的な機能について、詳しく紹介します。

遮光性が優れたタイプのカーテン

遮光カーテンには様々な機能がある事をご存じでしょうか。その中でも一番のメリットは光を通さず真っ暗な状態で眠れる為、しっかり睡眠がとれるといった事が挙げられます。日の出が早い季節や夜勤などで日中眠り…

防音性が優れたタイプのカーテン

カーテンを取り入れる際には防音対策も考慮しておくと良いでしょう。カーテンによっては特に防音に効果が高いものもあり、こうしたカーテンを取り入れることで隣人の騒音などがより気にならなくなります。また、…

採光性が優れたタイプのカーテン

カーテンは閉めてしまうと光を遮ってしまうものだと考えている人もいるでしょう。遮光性が高いカーテンが多いのは確かですが、あまり遮光性を高めていないカーテンであっても閉めているとほとんど光を通さないの…